最近では求人活動・採用活動はWEBで完結することも多くなっており、ターゲットとなる求職者が目にする機会の多いSNSを活用することもあります。ここではIT企業におけるSNS採用の事例をいくつか紹介します。
引用元:GENOVA公式HP(https://saiyo.genova.co.jp/)
GENOVAは東京本社の他に名古屋支店・大阪支店・福岡支店、札幌営業所・金沢営業所・仙台営業所を抱えています。「ヒトと医療をつなぐ」というキーワードを展開している通り、メディカル・ヘルスケアといった分野におけるITソリューションの提供を行っています。WEBマーケティングやシステム構築など、さまざまな課題を解決するサービスを展開しています。
GENOVAの運用しているinstagramアカウントは、会社の雰囲気や提供している機器、会議の風景などといった写真を投稿しています。また、リクルート専用ページにおいては社内制度として多岐にわたる「成長支援制度」が紹介されており、成長に繋がる「キャリアデザインプログラム」や「リーダートレーニングプログラム」、新規ポストの異動に挑戦できる「Gチャレ」・活動全体の指揮をとる経験ができる「GENOVA委員会」といったものがあります。さらに従業員持ち株制度や家賃補助、医療負担・社員向け優待など豊富な福利厚生メニューで採用に取り組んでいます。
引用元:DeNA公式HP(https://student.dena.com/)
DeNAは東京渋谷に本社を構えており、ゲームやエンタメ、スポーツ、ライブストリーミング、ヘルスケア、ECなどあらゆる事業を手掛けています。子会社や関連会社も多く抱えており、ITを駆使したさまざまなサービスを提供している企業です。
DeNAのTwitterアカウントでは会社説明会のお知らせやエントリーに関する締め切り情報などを発信しています。さらに採用ページを見るとIT企業ならではの洗練されたデザインのWEBページでリクルート活動を行っています。エンジニア・ビジネス・デザイナーと3職種で募集を行っており、それぞれについてのキャリアパスもWEB上で確認することができます。さらに社内転職制度である「シェイクハンズ制度」や社内副業の「クロスジョブ」、キャリア選択や勉強会開催支援などさまざまな社内制度や福利厚生制度が整備されています。ライフイベントも充実している募集要項となっています。
引用元:DMMグループ公式HP(https://dmm.snar.jp/)
DMMグループは「なんでもやる」というキーワードのもと、さまざまな事業を手掛けています。東京本社の他には加賀事業所・金沢事業所と石川県にも拠点を構えており、60以上の領域にわたって事業を展開しています。
DMMではYouTubeに動画コンテンツを投稿しており、グループ全体の会社説明のほか各職種における仕事内容の紹介動画もアップロードしています。さらにはCOOから学生に向けたメッセージ動画も投稿するなど、視覚的・聴覚的にアプローチを仕掛けています。リクルートページでは新卒採用のほか第二新卒も募集しており、ビジネス職やカスタマーサポート職、財務経理職などの職種が募集されています。さらには社員紹介制度や部活動補助、部署や拠点によっては社内カフェや私服通勤OKなど充実した社内制度・職場環境が整備されています。
引用元:コネクシオ株式会社公式HP(https://www.conexio.co.jp/saiyou/)
auショップやドコモショップなどの量販店や保険ショップなどを手掛けるコネクシオ。各キャリア認定のショップ数は440店舗と圧倒的な実績を誇ります。東証プライム市場にも上場しています。コネクシオではYoutubeを解説して動画投稿をしています。従業員に密着した「3年目新卒社員の一日」や、自社PRのコマーシャル動画を投稿。
リクルートページでは新卒・中途・障がい者の3枠があります。福利厚生も充実しており、大株主である伊藤忠が母体の連合健康保険組合施設が利用可能です。
引用元:株式会社MJE公式HP(https://mjeinc.co.jp/)
MJEグループは、働く場所・環境「ワークプレイス」にかかわるトータルソリューションを提供しているグループ会社です。レンタルオフィスの提案を中核としたスペースソリューションと、オフィスの生産性向上に向けたITソリューションの2本柱で事業を展開しています。
MJEの採用戦略は、2023年新卒においてLINEの活用を実施しています。このほか、過去の施策としてはYoutubeアカウントを運用しているなど、新しい施策を積極的に導入しているようです。
なお、2022年10月現在、動画は非公開にされています。
引用元:BEEM株式会社公式HP(https://www.beem-inc.net/)
BEEMはTikTokの運用代行や動画制作・編集スクールを運営するIT会社です。公式HPによれば、企業アカウントのTikTokとしては最速で40万人を達成した実績もあります。
勘や経験に頼らない、データと自社アカウントで積み上げてきた実証実験の数々により、再現性の高い施策を打ち出せるとしています。
自社のSNS(TikTok)を運用し続け、オフィシャルアカウントのフォロワー数は50万人を突破(2022年10月時点)しています。上記の数値はアドベンチャーアカウントとして運用され、スクール事業に関する情報発信が行われています。
日本一のブラック企業を自称しており、取締役以下役員の「本気のおふざけ」動画が好評を博しています。
WEBページやSNSを駆使したリクルート活動はどの企業も手を付け始めており、「いかに他社よりも目立つか」ということが重要になっています。WEBマーケティングやコンテンツ制作に強い業者に依頼することで、オリジナリティある採用活動が行えるのではないでしょうか。
SNSの活用を行うにあたってはそのSNSの仕様やアルゴリズムなど、さまざまな知識・ノウハウを駆使した戦略が必要となります。そのためSNS採用を検討される場合は、ここで紹介しているような実績を参考にしながら実力あるパートナーを選ぶようにましょう。
SNS運用は採用活動にとって有効ですが、現状、採用に関して何等かの悩みを抱えている企業は多いはずです。
そこで、今ある課題やお悩みを解決できる「採用」のためのSNS運用代行サービスを紹介します。
引用元:エアリク公式サイト
(https://sns-agency.rc-group.co.jp/)
採用ブランディングに特化したチームが緻密にペルソナ分析&ターゲットに響く独自性ある記事を作成。社風に合致した人材獲得実績が豊富。
引用元:Social Media Lab公式サイト
(https://gaiax-socialmedialab.jp/)
2009年からSNSマーケティングを開始し企業アカウントの運用代行は500社超の実績とノウハウを持つ。採用分野にも対応。
引用元:トラコム公式サイト
(https://www.tracom.co.jp/)
FacebookなどのSNS運用代行が低価格からスタートできる。運用サポートだけのリーズナブルなプランもあり。
※選定条件
2022年1月5日時点で「SNS 採用」「SNS 採用 代行」でGoogle検索した際に上位50位までに表示されるサービス(企業)、または「企業名 SNS 代行」で月間検索数20以上のサービス(企業)名から採用分野に特化、または採用分野にも対応しているサービス(企業)を抽出。公式サイトから読み取れるサービス内容から、ニーズに合うサービス(表内「このサービス(企業)をおすすめする理由」参照)を選出しています。