近年利用者が増加しているSNSを利用した求人活動に、「SNS採用」(ソーシャルリクルーティング)があります。これはその名の通りSNSを通じて採用活動を行うことであり、企業ブランディングや認知度をアップさせ求人活動に活用することを狙うものです。
近年では新聞を取らない家庭が多くなったり、「若者はテレビを見ない」などとも言われています。そんな昨今において、若者たちの多くは必要な情報をスマートフォンから得ているといわれています。文章はもちろん音声・画像や動画など、あらゆるコンテンツをスマホ一台あれば見ることができるため、その媒体を利用した採用活動にも注目が集まっています。
近年利用されるSNSでは、コンテンツを見る手段が「検索」とは限りません。検索は能動的に知りたいワードを入力して検索するものですが、あらゆるSNSでは過去に見たコンテンツの閲覧履歴などからAIがおすすめを表示する機能が多く備わっています。そのためより多くの人のおすすめに出るようなSNS戦略も重要となっています。
一言で「SNS採用」といっても、SNSに親しみがない人であれば概要は分かったとしても具体的に何がいいのかが分からないことも多いでしょう。ここではメリットとデメリットを解説していきます。
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SNSを活用する最大のメリットはその拡散力です。SNSでは「いいね」や「共有」といった機能を持っているものがあり、ユーザーが好感や共感を抱いた投稿を友達などと簡単に共有することが可能です。そのためユーザーに突き刺さるようなブランディングやPRをすることができれば、あっという間に多くの人たちに認識してもらうことができるでしょう。
SNSには利用が無料なものが多くあり、イニシャルコストをほぼかけずに開始することができます。また、有料のプロモーション機能を使うとしても、1pvいくら、というような従量課金になっていることが多く、どれだけ見られるかわからないようなコスト投入にならずに済みます。運用を外部に委託すれば当然費用が発生しますが、自社で運用すれば完全無料でも利用できます。
現在では多くの企業がプロモーションなどにSNSを利用しており、どの企業もより多くのユーザーに対しての認知度を高める努力をしています。そのためいわゆる競合がひしめいている状態であり、他社のSNSより目立つためには相当なスキル・SNS運用ノウハウが必要になります。
SNSを活用するメリットに拡散力を挙げましたが、この拡散力は良くもあれば悪くもあります。ポジティブな内容の拡散であれば企業に対して大きなメリットがありますが、万が一誤ってネガティブな情報発信となってしまった場合においても強い拡散力で情報の認知が広がります。悪評が一度立ってしまうとそれを回復することが非常に難しく、こういった風評リスクも許容できる状態でなければ運用することは難しいでしょう。
株式会社GENOVAでは、インスタグラムで採用アカウントを運用しています。画像による企業イメージの投稿に加え、公式ホームページのリンク設置やストーリーズ機能を使った情報発信などを行っているアカウントです。
DeNAでは新卒の採用専用アカウントを運用しています。インターンなどの情報はもちろん会社説明会の案内なども発信しており、一つの投稿に対してリプライなどを活用しタイムリーな情報提供を行っています。
大手IT企業のDMMグループはYouTubeに採用広報専用のチャンネルアカウントを開設しており、機械学習・AIエンジニアのお仕事紹介動画となっており、チャプター機能などもうまく使ったコンテンツで情報発信を行っています。
コネクシオ株式会社では新卒採用専門のYouTubeチャンネルを開設しており、3分弱の動画を投稿しています。「笑顔をつなぐコネクシオ」というキャッチコピーを視聴者に印象付けるドラマ仕立ての動画コンテンツで情報発信を行っています。
株式会社MJEでもYouTubeに公式チャンネルを開設しており、新卒採用・会社説明・企業紹介の動画コンテンツを投稿しています。新卒1年目の新入社員をクローズアップしたドキュメンタリー映像を配信しています。
BEEM株式会社ではTikTokを活用して採用活動を行っています。最近の若者向けにはいわゆるショート動画が効果的であるとされており、1分以内の短い動画で効果的な情報発信を行うことで企業ブランディングの展開に活用しています。
三和交通株式会社もTikTokを活用した採用活動を実施しており、50代の役職者のキャラクターを活かした動画コンテンツを発信しています。その効果は採用のみに留まらず、街中でも声をかけられるなどかなり大きな反響となって表れています。
株式会社Enjinはインスタグラムを活用した採用活動を行っています。リンク先はマイナビになっていますが、認知度を高めるためにアカウントを運用しています。PRをサービスとして提供する広告代理店だからこそ、プロ目線でのSNS戦略を行っています。
自動車販売を行っているネクステージでは、ツイッターアカウントを運用して採用活動を行っています。ツイッターは短文投稿のみならず画像も添付できるため、自動車に興味がある若者に対して視覚的なアプローチも行えます。
株式会社セルタンの採用チームはツイッターアカウントを運用しています。セルタンの商品や日常を紹介しており、現在では運用を終了しているようですが興味を引くような商品写真などの投稿を行っていました。
三朋企業株式会社はYouTubeチャンネルで採用に関する動画を発信しています。「壮大な会社案内動画を作成したが緊急事態宣言でまさかの展開になってしまった」というコミカルなタイトルになっており、就活生の興味を引くコンテンツとなっています。
パワー半導体や産業用電源機器を取り扱うメーカーの三社電機製作所は、Twitterによる採用活動を行っています。プロフィール欄も含めてさまざまなハッシュタグを駆使して運用しており、フォロワーも1.7万人(2022年11月23日時点)と多くのユーザーから認知されています。いわゆる「中の人」が可愛らしい文言のツイートを投稿しており、さまざまな情報を発信しています。
パイプ曲げ機械を取り扱い、特殊技術を用いて業界最大手として活動する千代田工業は、Instagramで情報を発信しながら採用活動を行っています。ストーリーズやフィードのような投稿も利用しながらさまざまな写真投稿を行っており、プロフィールコメントから自社ホームぺージにある採用ページへと誘導しています。
ブラックサンダーを主力商品としている有楽製菓では、新卒採用限定のTwitter公式アカウントを開設しての採用活動を行っています。企業情報や採用情報を週に1~2回配信。求職者に必要な情報をお届けしています。
三井住友カード株式会社ではインスタグラムで新卒採用専用アカウントを運用しており、画像・写真により内定者終活アドバイスなどのコンテンツを発信しています。就活中の方が興味を持ちやすいようなサムネイルに工夫しながら運用しています。
中小型成長マーケットに特化したアナリストが在籍しており、豊富な情報をしっかりと把握し、必要な情報を見極めたうえで顧客に発信してくれる会社です。会社の雰囲気だけでなく、イベントや就活生に必要な情報なども発信しています。
東京の恵比寿にある保険代理店のフィナンシャル・エージェンシーでは、採用公式アカウントをInstagramで運用しています。写真にうまく文字入れをしながら自社の雰囲気を発信しており、リールによる動画やフィードなどのさまざまな機能も駆使しています。InstagramからLINEへの誘導を行い、学生にダイレクトで情報を届けられる環境を構築しています。
九州の地方銀行である肥後銀行では、採用アカウントをInstagramで運営しています。社員の活動や文字とイラストで募集要項を伝える投稿、社員の写真にインタビューコメントを付け加えた投稿などで求職者に対してアプローチしています。電話や公式LINEなどの直接コミュニケーションにも誘導を行っています。
宮城の住宅メーカーあいホームでは、インスタグラムを活用した採用活動を行っています。住宅の写真を中心に投稿を行っており、自社店舗の別アカウントへのリンクやストーリーズ機能を駆使した情報発信も実施しています。
茨城県にある廃棄物の運搬や収集、リサイクル事業などを行っている会社です。地域に密着した事業展開のため、幅広い方々への企業アピールが課題となっていました。自社のホームページをリニューアルし、SNSを上手く活用しながら情報発信を行っています。
新潟市でリフォームや新築など、不動産を取り扱っている大建建設ではInstagramの採用アカウントを運用しています。働いているスタッフの方の紹介や自社が立てたこだわりの家などを投稿しており、どのような方が働いているのか、また働いたらどのような家を作るのかが写真を通して視覚的にイメージしやすくなっています。
北海道で農業土木工事や舗装を展開している富士建設では、採用アカウントとしてInstagramを運用しています。主に工事の様子などを投稿しており、どのような仕事をしているのかが分かりやすくなっています。さまざまな工事を取り扱っていると文字や言葉で説明しづらいようなものもありますが、写真でわかりやすく情報を発信しています。
大京警備保障ではTikTokアカウントを活用した採用活動を行っており、TikTokのトレンドに合わせたしたたかな採用戦略を講じています。実際にTikTokを見たという応募者から多くの問い合わせを受け、実際に採用にも繋がっています。
三陽工業株式会社のTikTokアカウントは多くのフォロワーを抱えており、「おじさんTikTok」としてショート動画を配信しています。役員や役職者の「おじさん」がたくさん出演しており、中途採用強化として情報発信を行っています。
株式会社DYMはTikTokアカウントで採用活動を行っており、「会社の同期が可愛すぎる」というキャッチコピーのもと女性社員を全面的に押し出したショート動画を発信しています。女性社員が質問に答える形で視聴者の興味を引く構成になっています。
Youtube動画にて採用を展開しているのですが、ベルクがこだわったのは広告でした。アカウントを作成して動画を用意し、閲覧されるのを待つのではなく細かいターゲティングによる広告出稿から、公開3ヶ月で168万再生を記録しました。
家電やインテリアを手がけるニトリは、instagramで採用活動を実施しています。特筆すべきは投稿内容で、10の質問チャレンジなど、自社スタッフや社風に関する投稿が中心です。投稿を通して、自社の社風や雰囲気を積極的にアピールしています。
大手航空業者、JALは大手とあって様々な形で採用活動を行っていますが、Instagramだけにしか掲載しない情報があるので、自ずとInstagramへのアクセスが増え、アカウントの価値を高めることに成功しました。
大手航空会社であるANAは、TikTokを利用した採用活動を実施しています。同社のTikTokアカウントでは、日頃の仕事風景や職場の情報などを投稿しています。特に航空業界を身近に感じてもらえるよう、工夫していることが伺えます。
長崎ちゃんぽんで有名なリンガーハットは、長崎エリアのみならず全国に店舗を展開されています。運用しているInstagramの採用アカウントでは社員の休日や素が見られるシーンなどを写真で投稿しており、どんな方が働かれているのか、どんな温度感・テンションで働かれているのかが見られるような内容になっています。
創作料理居酒屋の酒場ニホレモでは、Instagramの公式アカウントでスタッフ募集などの求人情報も発信しています。このアカウントについては採用専用ではなくメニュー情報なども発信しており、利用者・求職者の双方にアプローチできるようになっています。お客さんとして来られていた方が希望して応募される、というルートもありそうです。
焼肉の大昌園では、宣伝用SNSとしてインスタグラムを採用しています。インスタグラムでは、店内のメニューの紹介以外にも、就活中の学生に向けて面接や説明会の様子も投稿されており、採用関連のイベントの雰囲気を知ることができます。
設立20年超のゲーム会社であるアールフォース・エンターテインメントのTwitter採用アカウントは、人事・労務・採用を担当されている愛野あかりさんという方の名前で運用されています。企業アカウントは一般的に「中の人」がぼやけて見えますが、より具体的にどんな人が投稿しているのかが非常に分かりやすく、気軽に問い合わせもできそうです。
「ELDEN RING』をはじめとしたさまざまなゲーム開発などを行っているFROMSOFTWAREは、採用情報を発信するTwitterアカウントを運用しています。オンラインセミナーなどの採用に関連するさまざまな情報を発信していますが、ゲームのプレイ画面なども活用した投稿を行っているため、見ている方がワクワクできるような内容が多くなっています。
株式会社アースホールディングスの採用アカウントはInstagramで運用されており、さまざまな就職に関する情報が投稿されています。オンライン面接の受付やどのような福利厚生があるのか、さらには初任給の情報など学生や応募者が気になる内容がたくさん投稿されています。フィードの投稿でエリア別給与なども紹介されており、具体的にどのような条件で働けるのかなどのイメージがしやすくなっています。
美容室airはInstagramアカウントを運用しながら採用活動を行っています。サロンの様子や社員の方のプライベートなシーンなどが多く投稿されており、どのような雰囲気で働けるのかが写真で視覚的に分かるようになっています。美容師はセンスも求められるお仕事なので、働く先輩方がどのような方なのかが見られるのも大切なポイントでしょう。
est hairでは、instagramに採用専用アカウントを開設してソーシャルリクルーティングを実施しています。会社説明会に関するものからヘアカット中の風景など、投稿内容は多種多様で、積極的に情報を発信しています。
ココサ熊本はアパレルショップを展開している会社であり、Instagramアカウントを運用しています。取り扱いアイテムの写真も投稿していますが、中にはスタッフが着用して撮影しているものもあり、どのようなスタッフが働かれているのかが分かるようになっています。採用専用アカウントではないので、お客さんという入口から応募する方もいらっしゃるかもしれません。
約150の直営店舗とオンラインストアを展開するアパレル企業のヤマダヤは、Instagramアカウントの運用を行っています。採用チームとして投稿・発信を行っており、ブランドの紹介やスタッフ・お仕事内容などをPRしています。インターンシップや仕事研究の状況なども報告として投稿しており、採用に関する必要なさまざまな情報発信を行っています。
株式会社ベルパークは情報通信機器等の販売やサービスを提供する、独立系携帯電話販売代理店です。同社ではインスタグラムやツイッターを使い、複数の担当者がチームを組んで就活に役立つ情報を配信しているほか、内定者の紹介もしています。
ソフトバンク株式会社は通信・IT企業であり、知名度が高い大手企業です。ツイッターで採用に関する最新ニュースをはじめイベント情報なども発信して、採用活動にリンクさせているのが特徴的。You Tubeでは会社の紹介のほか、社員インタビューで社内情報を発信し、親しみやすさを演出しています。
Twitterにアカウントを開設し、採用担当者が採用に関する情報を発信。講談社の公式アカウントや社員のインタビューを掲載したメディア記事のRTも行われており、就職・転職活動者に自社の事業や仕事のやりがいなどをアピールしています。
採用関連の情報を発信する場として、Twitterやnoteを活用。メインの活動場所はnoteで、Twitterはnoteの記事のシェアとして主に使用されています。noteには就職・転職活動者の興味を引く多彩な記事を投稿し、自社の部署や作品の魅力などを発信しています。
新卒採用向けのTwitterアカウントを開設。採用関連の情報のほかに、自社のグループ企業の公式アカウントのRTも積極的に行われています。総合エンターテイメント企業として幅広い事業を展開しているため、自社の事業の紹介を目的とした運用がされているようです。
採用担当者がインターンやオンライン&リアルイベント情報を発信。1日体験型のインターンシップ情報も掲載されることがあるので、仕事のやりがいや就活体験談、読売新聞社で働く魅力を知りたいという人にもぴったりです。
ビジネス開発部門や記者部門など、各部門のスタッフを対象としたインタビュー記事を掲載。一口に新聞社といっても配属される部門によって働き方はさまざまなので、働き方のイメージを固めたいという人にも向いています。
施設長が施設の日頃の様子をinstagramで発信しています。外からでは見えにくい、利用者とスタッフの日常が垣間見えることで、転職希望者も職場の雰囲気を感じ取りやすくなっています。
採用したい年代の見ているSNSは何か、どのようなポイントから転職を決めるかを計算して、職員の平均年齢を10歳以上下げた実績があるひだまりグループ。活動が見えやすく、会社の理念も伝わりやすい投稿の仕方など、参考になるポイントが多いです。
沖縄県警察は採用係が公式SNSで情報発信しています。InstagramやLINE、ツイッターで、採用試験に関する情報とイベント情報などを発信しているのが特徴です。採用情報以外にもイベントの内容や警察学校でのワンシーンを発信しています。
千葉県ではソーシャルメディアを活用した情報発信に積極的に取り組んでいます。採用活動もその一環です。発信内容は千葉県警察の「いつもの毎日」Instagramで、受験生の方に向けたメッセージや、お知らせなどを発信しています。
栃木県警察では、ツイッターやFacebookやLINEを使い、採用情報や警察業務情報を発信しています。その他、警察学校生活のワンシーンとともに、採用試験を受けた方がどんな勉強をしていたかなども発信。LINEではタイムリーに説明会や採用試験情報がわかります。
instagramを利用した採用活動を通じ、企業のアピールポイントやインターシップについての情報などを、より多くの求職者に伝えるための取り組みをしています。アップされている画像からは、若手社員のエネルギーが活き活きと伝わってきます。
SNS採用戦略としてinstagram・YouTube・LINEを活用し、親しみが感じられる明るい雰囲気の社内の様子を、求職者に向けて発信しています。動画や文字情報を効果的に利用することで、就職後の働き方をムリなくイメージできるよう工夫されています。
集客のためTwitterやInstagram、YouTubeなどでアカウントを開設していますが、Instagramには採用に特化したアカウントも用意。就活中の人材が興味のある「就活の基本知識」や「採用フロー」などの情報を発信しています。
X(旧Twitter)にて、採用アカウントを開設。社員の働く姿やインタビュー動画の紹介などを行っています。アカウントから採用サイトへと移動できるようになっており、興味をもったターゲットを逃がさない仕組みが構築されています。
JR北海道はツイッターで採用活動を行っています。新卒・第二新卒エントリーの受付や採用エントリーへの誘導の他、インターンシップや、就職イベントへの出展情報を発信しているのが特徴です。具体的なイベント参加情報を積極的に発信しており、JR北海道を志望する方は就活における有益情報を手軽に得られます。
京阪電気鉄道はインスタグラムやX(旧Twitter)での採用活動を行っています。インスタグラムでは、1day仕事体験のようなイベント情報や、HPでの先輩社員の声に誘導する内容など、京阪電気鉄道での働き方などの情報を積極的に発信しているのが特徴です。
第一生命では、インスタグラムを使用したソーシャルリクルーティングを展開しています。募集している職種の違いや若手社員のインタビューなど、さまざまな投稿を行っています。このほか、内定者による就活体験談のように、就活生向けのお役立ちコンテンツも公開されています。
三井住友海上は、採用活動の一環としてインスタグラムを使用しています。採用専用のアカウントを開設しており、SNSでの採用に注力している姿勢が伺えます。投稿内容も多彩で、部門の違いや自社オフィスの情報などを発信しています。
頭皮専用シャンプーのスカルプDを中心としたヘアケア・スキンケア商品の開発・研究に取り組んでいるアンファー。instagramを採用活動に活用しており、社員の紹介や部署ごとの1日スケジュールなどの情報を発信しています。
サティス製薬は化粧品のOEM製造を行っている化粧品製造会社です。X・instagram・YouTubeにアカウントを開設し、ソーシャルリクルーティングを行っています。YouTubeのアカウントではオフィスツアーや新卒1年目の1日密着動画などを発信。動画で社風や働き方をより分かりやすくアピールしています。
国内はもとより、台湾や中国、マレーシアなどのアジア諸国にも店舗を展開している家具・インテリアの大手です。Instagramを活用した社員紹介では、親しみのある雰囲気が伝わるよう、ポップな背景と読みやすい投稿に工夫がされています。
文房具や事務機器をはじめ、オフィス家具やオフィス向けインテリアなどの販売も行うコクヨ。Instagramに採用専門のアカウントを開設しており、インスタライブやストーリー質問箱では、就活生との交流企画も実施しています。
北海道から沖縄まで、全国各地に支店があります。ビルメンテナンスでは貯水槽清掃や消防設備点検などにも対応しており、ビルに関するさまざまなサービスを提供できるのが強み。
SNS採用ではinstagramを活用しており、社内制度や社員について紹介しています。
ビルメンテナンスやビルのコンサルティング業務などを行っている会社です。採用サイトを用意しているほか、instagramやX(旧Twitter)などで採用アカウントを開設。採用担当者の日常風景なども投稿しており、応募のハードルを下げる工夫を行っています。
SNS採用戦略として主にinstagramを活用し、社内の雰囲気や取り組みを求職者に向けて発信しています。社員インタビューでは、文字情報とともに業務中の写真も掲載しており、就職後のイメージを固められるよう工夫を凝らしているでしょう。
X(旧Twitter)とinstagramをメインに採用活動を行っています。X(旧Twitter)では、自社の求人ポータルへ誘導するようリンクを掲載しているのがポイントです。instagramでは社内の雰囲気やイベントの様子が分かるような写真を掲載しています。
X(旧Twitter)からTikTokにいたるまで、さまざまなSNSを運用して採用活動を実施。instagramでは、社員インタビューやセミナーレポなどを掲載し、そのままの流れで自社ホームページに設置した採用ページへ誘導しているのもポイントです。
X(旧Twitter)をメインに、複数のSNSを活用して採用活動を行っています。エンターテインメントを扱う企業は1日に何度も最新情報を発信しているため、アーティストや映像情報を扱うアカウントのほかに採用担当のアカウントも運用しています。
パナソニックではXで先輩社員のインタビューを前面に押し出しています。先輩社員は、かつての新入社員です。近い年齢の方のインタビューですから、新卒者にとっては企業の雰囲気や仕事がわかるため参考になるでしょう。
ニコンではXで、夏季1Dayインターシップや理系女性特化型のオンライン合同説明会などの告知をしていました。ただ、注目を浴びるための工夫として、自社製品の宣伝や、人気有名俳優をCMに使ったことを告知しています。実際にいいね数やリツイート数は一気に上がっていました。
創業から110年以上の歴史をもち、国内・海外に拠点があります。SNS採用では、X(旧Twitter)に採用アカウントを開設。採用担当者の人柄がみえるような親しみやすい文章で投稿されています。
また、ビジネスSNS「LinkedIn(リンクトイン)」でもアカウントを開設。SNSを活用した採用活動に力を入れています。
硫酸アルミニウムの生産から始まり、浄水剤であるポリ塩化アルミニウムなどの代表作をもつ大明化学工業。SNS採用アカウントはX(旧Twitter)・instagram・LINEに開設しており、主に採用情報を投稿しています。
SNS動画の出演者が採用イベントで学生から声をかけられるなど、着実にSNS戦略で知名度を上げています。スロット好き・パチンコ好きとつながるソーシャルコミュニティとしての効果もあり、採用以外でも知名度向上に貢献しています。
社員の働く日常の様子や活躍している現役社員のインタビューを、動画形式で分かりやすく紹介している伊藤忠商事。働き方改革をテーマに、働きやすさや多様性についてアピールし、応募者の獲得を狙いたい戦略がうかがえます。
Instagram、facebook、Xの3大SNSを駆使して、世界各地で働く社員の日常や休日の様子を動画形式で紹介しています。働くひとのリアルな声を届けるために、社員インタビューも動画形式で投稿されていました。
全国各地のクリニックで働く社員のインタビュー記事のほか、新しくオープンしたクリニックの様子やオープンに伴う募集情報などをSNSで発信しています。クリニックの内装を背景に、募集職種や月給など応募につながる概要が記載されていて分かりやすいのが特徴です。
よくある質問やエリアごとの受付状況など、応募者が知りたい情報を中心に分かりやすい発信を行っているSBCメディカルグループ。Instagramでは働く社員の笑顔とともに働く魅力ややりがいポイントがキャッチコピー形式で紹介されています。
MIC株式会社は自社の公式YouTubeチャンネルで採用関連の動画コンテンツを発信しています。自社の成長度合いや業績状況はもちろん、事業内容や新オフィスの様子など就活生の興味を引くような内容を動的に訴えるコンテンツとなっています。
テレビ東京でもツイッターアカウントを運用し、採用活動に取り組んでいます。文章での投稿のほかに画像はもちろん、テレビ局ならではの動画投稿も行っており、さまざまなアプローチで就活生にPRを行っています。
SNSの活用を行うにあたってはそのSNSの仕様やアルゴリズムなど、さまざまな知識・ノウハウを駆使した戦略が必要となります。そのためSNS採用を検討される場合は、ここで紹介しているような実績を参考にしながら実力あるパートナーを選ぶようにましょう。
SNS運用は採用活動にとって有効ですが、現状、採用に関して何等かの悩みを抱えている企業は多いはずです。
そこで、今ある課題やお悩みを解決できる「採用」のためのSNS運用代行サービスを紹介します。
採用ブランディングに特化したチームが緻密にペルソナ分析&ターゲットに響く独自性ある記事を作成。社風に合致した人材獲得実績が豊富。
2009年からSNSマーケティングを開始し企業アカウントの運用代行は500社超の実績とノウハウを持つ。採用分野にも対応。
FacebookなどのSNS運用代行が低価格からスタートできる。運用サポートだけのリーズナブルなプランもあり。
※選定条件
2022年1月5日時点で「SNS 採用」「SNS 採用 代行」でGoogle検索した際に上位50位までに表示されるサービス(企業)、または「企業名 SNS 代行」で月間検索数20以上のサービス(企業)名から採用分野に特化、または採用分野にも対応しているサービス(企業)を抽出。公式サイトから読み取れるサービス内容から、ニーズに合うサービス(表内「このサービス(企業)をおすすめする理由」参照)を選出しています。