企業でSNSを運用する場合、実際にどのくらいのコストがかかるのでしょうか?
自社運用と、運用代行サービスを利用した場合の、コストと費用対効果について解説します。
SNS運用代行の費用は、依頼内容によって大きく変動します。どんなことを依頼するかによって、作業にかかる時間や難易度がバラバラなためです。 例えば、定期的な記事の作成・投稿のみを依頼した場合と、投稿による結果レポートや改善提案が加わる場合では、当然費用は異なります。前者の費用は工数(作業人数×時間)におよそ比例しますが、後者は作業工数に加えてコンサルティングとしての料金も加算されてきます。
※費用相場に関しては、下記サイトを参照させていただいております。
る参照元:アイミツ「SNS運用代行にかかる費用と料金相場【2022年最新版】」
(https://imitsu.jp/cost/hp-design/article/sns-operation-agency)
定期的に記事を作成+投稿する場合の費用は、月額10万円以内が相場です。SNS運用代行としてはシンプルな内容ですが、同じようなサービスでも、企業によって価格の差が生まれるのには理由があります。たとえば、写真撮影ひとつとっても、プロのカメラマンが撮るのか、代行担当のスタッフが撮るのかで経費が異なるためです。また、投稿内容についても、エンゲージメントを高める文章を練ってもらうのか、外部リンクへの導線なのかで、作業の重みが変わります。代行会社を比較する場合は、実際の運用実績のあるアカウントを確認して、投稿のクオリティを確認してみましょう。
上記にプラスして、コメント返信代行と運用結果のレポートも依頼する場合は、月額20~30万円が相場となります。コメント返信は、ユーザーエンゲージメントを高めたり、炎上回避のリスクマネジメントにもつながるため、ある意味では投稿以上に重要な業務であり、コストもそれなりにかかります。レポートは、投稿回数や内容、インプレッション、エンゲージメント率など数値でまとめたものが月1回提出されることが多いようです。
上記をふまえ、さらに効果を出すためのSNS広告や、レポート内容を元にした改善施策、新提案といったサービスを受けたい場合は、月額50万円以上の予算が必要です。単なる作業代行ではなく、SNSを中心としたマーケティングを一任するという考えに基づけば、採用を含めた企業全体の広報・ブランディングにかける費用としては妥当かもしれません。
SNSでフォローやいいねをもらうためには、コンスタントな投稿やこまめなコメント返信がカギとなります。投稿内容がマンネリにならないための工夫も必要で、それらを毎日考えて分析するためには、SNS専任の担当者が不可欠でしょう。
自社でSNS専任者を雇うことと、運用代行の月額費用を比べてみたとき、あなたの会社ではどちらにメリットを感じるでしょうか? 自社運用の場合、社員のネットリテラシー教育や欠員補充もすべて社内で行う必要がありますが、運用代行はチームで取り組むため、安定的な運用ができます。
SNSとマーケティングのスキルを持ったプロを雇う、と考えた場合の費用対効果は決して悪くないはずです。
自社でInstagramを運用しようにも、どうやったら会社の魅力をアピールできるのか分からずに悩んでいた。SNS運用代行を始めて3か月で、順調にフォロワー数が伸びている。同時に、エンゲージメント率や他社との比較を分析した専門チームの考察がとてもためになる。アカウントを育てながら、SNS運用のナレッジも吸収できる満足感がある。
※参照元:エアリク公式サイト(https://sns-agency.rc-group.co.jp/case/case.php?id=1)
20~30代の若者にも警備の仕事を知ってもらいたい、もっと求人に応募してほしいと考えて、これまでなかったFacebookの企業ページを運用開始した。週2回、会社紹介を含めた記事を投稿し、ときおりSNS広告も出稿してアクセス数を上げていった。その結果、30歳男性からFacebook経由で応募があり、研修を経て採用に至った。投稿を見ての応募だったため、面接から採用までスムーズに進めることができた。
※参照元:飛竜企画公式サイト(https://www.hiryusaiyou.com/single-post/2018/06/01/facebookで若年層の採用成功!)
SNSアカウント自体は無料で作れるため、運用代行によってコストがかかることに抵抗を覚える人もいるかもしれません。しかし、企業がきちんとしたSNS運用をするには、見た目以上にたくさんの工数と専門的知見が必要です。運用代行のサービス内容をよりよく知ることで、その費用対効果に納得できるのではないでしょうか。
採用SNSの運用をスタートする前に、こちらもチェック
SNSの活用を行うにあたってはそのSNSの仕様やアルゴリズムなど、さまざまな知識・ノウハウを駆使した戦略が必要となります。そのためSNS採用を検討される場合は、ここで紹介しているような実績を参考にしながら実力あるパートナーを選ぶようにましょう。
SNS運用は採用活動にとって有効ですが、現状、採用に関して何等かの悩みを抱えている企業は多いはずです。
そこで、今ある課題やお悩みを解決できる「採用」のためのSNS運用代行サービスを紹介します。
引用元:エアリク公式サイト
(https://sns-agency.rc-group.co.jp/)
採用ブランディングに特化したチームが緻密にペルソナ分析&ターゲットに響く独自性ある記事を作成。社風に合致した人材獲得実績が豊富。
引用元:Social Media Lab公式サイト
(https://gaiax-socialmedialab.jp/)
2009年からSNSマーケティングを開始し企業アカウントの運用代行は500社超の実績とノウハウを持つ。採用分野にも対応。
引用元:トラコム公式サイト
(https://www.tracom.co.jp/)
FacebookなどのSNS運用代行が低価格からスタートできる。運用サポートだけのリーズナブルなプランもあり。
※選定条件
2022年1月5日時点で「SNS 採用」「SNS 採用 代行」でGoogle検索した際に上位50位までに表示されるサービス(企業)、または「企業名 SNS 代行」で月間検索数20以上のサービス(企業)名から採用分野に特化、または採用分野にも対応しているサービス(企業)を抽出。公式サイトから読み取れるサービス内容から、ニーズに合うサービス(表内「このサービス(企業)をおすすめする理由」参照)を選出しています。